「上棟式、やりますか?」
家づくりの過程で担当さんから確認されることの1つ。
わが家はハウスメーカーさんのすすめもあり、上棟式をしました。
しかも、予約~事前準備の供物などはほぼ全部自分たちで揃えるという、なかなかハードモードな上棟式。
前日にスーパーで買い出しをしましたが…
「準備するもの」と指示されたメモを見ても
「野菜3種」、「果物3種」…など…
とかなり困りました。
世には「上棟式パック」なるものが存在しているようですがちょっとお高い!
自力で準備したおかげで、その半額以下でおさまりました。
今回の記事では
上棟式とは何か?
上棟とは違うのか?
上棟式に準備するものは?
などについて、紹介していきます。
上棟式とは?
初めにも書きましたが、わが家は上棟式をすることにしました。
上棟と上棟式は別?
上棟は、木造建築で家を建てる場合、
「柱や梁を組み立てた後、屋根の一番高い位置に棟木(むなぎ)という横架材が取り付けられること」をいいます。
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わが家の「上棟」は朝8時頃から作業開始。
丸一日で一気に作り上げていただきました。
一方「上棟式」は、「無事建物が完成することを願い、上棟できたことを工事関係者と一緒にお祝いする場」。
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棟上げのタイミングで行う式典です。
今回は、上棟の翌日に式典のみ執り行いました。
予約申込方法
①ハウスメーカーと日時の相談をする
②現場監督など関係者のスケジュール調整をする
③地元の神社の神主さんに祈祷依頼をする
準備するもの

✔お米
✔お酒
✔塩
✔尾頭付きの鯛
✔乾物 昆布
✔野菜 3種
✔果物 3種
※お米と塩は、神主さんが祭壇で小皿に詰め替えていました。

お酒は一升瓶で用意。
DAISOで買った熨斗に、表書きは「奉献」。
熨斗下にフルネームを書きます。

尾頭付きの鯛は、急に行っても売っていないことも多いです。
野菜や果物は種類の指定無しでした!
わが家は映えを狙って、
野菜は【白菜・にんじん・大根】。
果物は【パイナップル・りんご・バナナ】と、
大き目&背が高めのものをチョイスしました。
ポンコツな私は何故か戻ってくると思い込んでおり…
などと考えていたのが恥ずかしすぎます。
当日の流れ・所要時間

一般的な流れは以下の通り。
1.神主が棟木に幣串(へいぐし)と呼ばれる飾り物をつける
2.祭壇に神饌(しんせん)を供え、飾り物を飾る
3.神主が建物の四隅の柱に、水、塩、米、酒をまいて建物を清める
4.神主の祈願
5.施主・関係者の祈願
(※地域によって内容は異なるので、一例です)
わが家の場合、当日到着すると祭壇はすでに準備済み。
供え物は神主さんが祭壇にセッティングしてくれました。
タイミングを見て、ご祈祷前に神主さんに初穂料を手渡ししました。
大工さんたちへの差し入れをすっかり忘れていたのが後悔ポイントです…
(立ち合いがあることを知らなかったというか、ピンとこなかった…)
所要時間
式自体の時間は1時間くらい。
セッティングも含めると1時間半から2時間程度です。

子ども達がロフトへ続く階段を昇りたがったり
果物に手を出そうとしたりと、
子連れでの上棟式は慌ただしかったですが、とても良い思い出になりました。
初穂料など上棟式の費用は?

ちなみに我が家の初穂料は30,000円でした。
上棟式にかかった費用は約36,000円。
上棟にかかったと合わせると約100,000円。
上棟がピンと来てなくて、まったく計算に入れてませんでした。
これから上棟式を迎える方の参考に少しでもなれば幸いです!