家づくりを始めてから、初めて知った「地縄マジック」という言葉。
簡単に言うと土地に地縄が張ってあるのを見て、狭く感じることです。
そして我が家も漏れなくその洗礼を受けました。
地縄を張られた場所をみて
「え…?思ってたよりずっと狭い…!」
とショックを受けました。
そこで、
✔地縄マジックが起こる原因とは何なのか。
✔そもそも「地縄」って何て読むの?
というところから調べてみました!
地縄の意味とは?読み方は?
※27坪の平屋でも狭く感じました
地縄は「ぢなわ」と読みます。
地縄の意味を調べてみると、
建築工事を始めるとき、敷地に建物の位置を示すために張り巡らす縄
出典:コトバンク
とのこと。
地縄張りはその敷地に対して、建物がどのように建つのかわかるようにする工事なんですね。
地縄張りは建築開始の前に行われる重要な工事のため、立ち会う施主さんもいらっしゃるそうです!
(我が家は気付いたら張られていました笑)
地縄マジックが起こるタイミング
地縄マジックが起こるタイミングは、
地縄が張られたのを見たとき。
「いやいや、当たり前のことじゃないですか…」
と言われそうですが、
実は地縄を張るタイミング自体が、人によって異なることがあります。
一般的には着工後、建物が建つ前。
ただ、土地が狭かったり、変わった形状だった時は
・車がスムーズに希望の台数分 停められるか?
・隣の家との距離感は?
・玄関の位置は適切か?
などを見るために図面の最終確認前に地縄を張ることがあります。
場合によっては建物自体をズラしたりすることもあるようです。
最終確認をして建築確認申請を出してしまうと、大幅な変更は難しくなります。
そのため重大な懸案事項がある場合は、そういった対応をしてくれるメーカーさんもあります。
我が家も一度目の家づくりの際は、間口の狭い土地だったため、担当さんが地縄を張って駐車のシミュレーションをさせてくれました。
地縄マジックが起こる原因
地縄マジックが起こる原因は様々あると言われています。
一番の原因は目の錯覚。
人間の目は、平面より立体を大きく感じるようになっているそうです。
その後、基礎が完成し骨組みができると大きく感じる
↓
壁ができると狭く感じる
↓
壁紙クロスが貼られると広く感じる
という風に、感じ方はコロコロ変わるとのことデス…。
人間の目の錯覚ってすごいですね。
インスタグラムの皆さんの感想
この他にも、#地縄マジック で検索するとたくさんの投稿が出てきます。
地縄が張られたらショックを受けても冷静にチェックを!
「こんなに狭いの!?」
と動揺する気持ち、わかります。
でもショックを受けるのはほどほどに。
地縄が張られたら確認した方が良いことがたくさんあります!
打ち合わせの図面と地縄の形が間違っていないかのチェック。
隣の家との距離感を確認するため、境界のあたりを歩いてみる。
車は希望台数停められるのか、実際に運転して試してみる。
「このあたりにリビングが来るのか~」と夫婦で図面を片手に、地縄に当てはめていく作業は、思いのほか楽しかったですよ。
これからまた現場を見て、また感じ方が変わるのが楽しみです。
何かあったら追記します。
この記事が少しでもお役に立てますように。
最後までお読みいただきありがとうございました!